出づる日の ここにもしばしすむ水に うつれば染まる むらさきの庭
これは祖谷に落ちて来た平家の棟梁平国盛が詠んだものです。
「朝日の中、泉に佇んでいると、庭の紫色の花が泉に写り込んできれいでしたよ」というのが直接的な意味ですが、本当に意味するところは違います。 安徳帝に対する誓いの歌だと言われています。
すなわち「出づる日」とは ”安徳帝”、「ここにもしばしすむ」とは ”祖谷に仮住まいする” こと、「うつれば染まる」以降は ”京に移って贅沢な暮らしを必ず実現します!” と言う誓いを意味します(詳細はこちら)。

(紫の泉:ここで国盛が身を清めながら歌を詠んだ)
この歌は私の心に深く響きます。 地元ゆえ人一倍ロマンを感じ、思い入れも強いからだと思います。
しかしそれだけではありません。 安徳帝をお支えし、一族の再興を誓った平国盛。 その立場が今の私に似ていると言うのもあるのかな?と思います。
地域おこしファシリテーターを標榜する私(詳細はこちら)。 自らが矢面に立つわけではありません。 出づる日を探し出し、支援することを目指します。
しかもここは限界集落。 何やら平家再興を願う国盛さんと境遇が似ています。
と言うことで ”ロゴマークを作るならモチーフは冒頭の句” と常々思っておりました。
※ 現在使用中のロゴマークは、このWebサイトで使用しているアプリケーションソフトが自動的に割り付けたもので、私オリジナルでも、私専用でもありません。

(現在のロゴマーク)
と言うことを考えていたその矢先、もう一人のK君がまた見知らぬお友達を連れてやって来ました。 聞けばそのお友達、週末ロゴマークデザイナーだとか。
渡りに舟。 厚かましくもすぐにおねだりします。 「私のWebサイトのロゴマーク作ってよ」。
「いいですよ」。 二つ返事で了解をもらいました。 そして完成したのがこちらです。

モチーフの象徴である ”出づる日” はロゴマークの真ん中に配置されています。 白い丸です。
てっきり真っ赤な太陽をイメージしていた私。 さすがデザイナーです。 白の方が勢いを感じます。
その左の斜めの線は山。 山から日が昇る祖谷を表しています。 そして山の色は緑でなくエメラルドグリーン。 祖谷の川の色に合わせてくれたのでしょうか?
そして外形。 和を尊ぶ祖谷を象徴するように円形をしています。 それを爽やかな空色で表現することで、憂いのない祖谷の未来を暗示してくれているようです。
更にその下。 紫色にグラデーションしています。 紫は繁栄の象徴。 冒頭の句に絡めつつ、祖谷の繁栄への願いが込められているようです。

気に入りました! もう一人のK君のお友達、ありがとう! 近いうちにこのロゴマークに変更させていただきます!
あとは、有名になってこのマークに泊をつけてくれるだけですね! 頑張れ!
と言うことで、皆さんも是非応援してあげてください。 彼のインスタグラムはこちらです。
小川 歩(OGAWA AYUMU)(@ogawa.design) • Instagram写真と動画
※名前バレバレですね。 最後にこれを出すのなら、わざわざ匿名で書かなくてもよかったのでは?と思ったあなた。 私もそう思います。


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