酒好きの私は関東に単身赴任していた際、よく行きつけの店で気分転換を図っていました。 そこでよく言われたのが「関西の人は面白いなぁ」です。
しかし私は四国の人間。 関西の人ではありません。 確かに関西圏ではあります。 吉本新喜劇の影響も多分に受けています。
が、面白いと言われるのは、多分、関西だからというよりも、祖谷だからだと思います。
”献穀粟の選別をしました”でも書いた通り、祖谷の人はおしゃべりが大好きです。
娯楽が少ない祖谷。 共同作業が多い祖谷。 必然的に人との交流が娯楽の場となります。
そして話術が磨かれます。 2人集まれば漫才、3人集まればコント、それ以上ならバラエティー番組。 そんな様相を呈します。
そんな風土の祖谷では、ことば遊びは子供の頃から鍛えられます。 まだ物心がついたばかりの幼い頃、父がよくなぞなぞを出してくれました。
”川上からキュウリと靴が流れてきました。 すると波が起きて、キュウリがピョンと跳ねて靴の中に入ってしまいました。 さて、きゅうりは何と言ったでしょう?”
簡単ですよね? 答えは ”窮屈、窮屈” です。
姉妹作もあります。
”川上から靴が流れてきました。 するとそこに鯛がピョンと跳ねて靴の中に入ってしまいました。 さて、鯛は何と言ったでしょう?”
答えは、”退屈、退屈” です。
なかなかシュールでしょ? 川に鯛がいるのも笑けます。
なぞなぞだけではありません。 突っ込みもよく入れてきます。
例えば、妹が「兄ちゃん、着んの服?」と言いました。 すると横から父が割り込んできます。 「兄ちゃん、金の服持っとるつか?」。
くだらない突っ込みですが、人間関係をほぐす効果は十分です。 私たち兄妹は父が大好きでした。
そんな父の教育の甲斐があってか、私も面白い話に固執するようになりました。 見つけたネタは決して忘れませんし、話す際は必ず ”ツカミ” と “オチ” を考えます。
それが冒頭の話に通じるのだと思います。 おかげで単身赴任生活も楽しく送ることができ、よい人間関係もたくさんできました。
そんなことを思っていたら面白いサイトに出合いました。 ”なぞなぞ図鑑/ことば遊びの広げ方” です。
なぞなぞ、回文、早口ことばにダジャレ。 これらを駆使してことば遊びを広げましょう、と言ってます。
なるほど! 私は色んなことを思います。
「これは父親が採っていたやり方そのものだな」とか、「祖谷の人が好きなのはことば遊びだったんだな」とか、「祖谷はことば遊びの聖地と言うことだな」とか。
そして、なんと! こちらのサイトで、私のWebサイトを紹介して頂けました。 方言を使った言葉遊びの例として”祖谷の粉ひき節”の話を引用いただいたのです。
なぞなぞ図鑑の管理人さん、ありがとうございます。 ことば遊びという言葉、ことば遊びの広げ方、今後は意識して話術に磨きをかけていきたいと思います。
そしてこれをお読みの他の皆さま、是非”なぞなぞ図鑑”を覗いてみてください。 活用できそうなネタがたくさん載ってますよ。

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