上の写真、絵画のように見えませんか? 実は写真です。
高知県は北川村の観光スポット”モネの庭” で撮りました。 ここでは絵画そっくりな風景をたくさん見ることができます。
モネ、ご存じですよね? あの有名なフランスの画家です。 印象派の巨匠です。
モネの庭。 最初は「なぜに高知県?」と思いました。 思い付きっぽい印象が先に立ち、あまり興味を持てませんでした。
それがどうでしょう。 たまたま行ってみたら一瞬にして虜です。 クオリティの高さにびっくり。 四季折々、何度でも足を運びたい感じでした。
※モネを知らない方がいらっしゃったらこちらをどうぞ。 主な作品を一覧できます。 下記に北川村で撮った写真を掲載しますので是非見比べながらご覧ください。

アメリカにいた頃、近所に知り合いもおらず、休日は暇でした。 やることは二択。 ニューヨークの美術館に通うか、近くのパースリーゴルフ場に通うか(私はニューヨーク州の隣のニュージャージー州に住んでいた)。
美術館は特に行きたかった訳ではありません。 が、同僚たちがあまりに一生懸命通うので、そんなにいいのなら私も行ってみようかな?くらいのノリで行ったのが最初です。 ニューヨークにはたくさんの美術館があります。
最初は良さがわかりませんでした。 でも同僚たちが「我慢して通ってみろ」と言うので、ニューヨークに行くたびに尋ねるようにしてました。
すると、少しずつ、クロード・モネの絵が気になり始めます。
祖谷で育った私。 自然画を題材とする彼の絵を観ていると、子供の頃の思い出があれこれ脳裏に浮かぶのです。
私はつい本や絵画集を買い始めます。 すると何となくわかり始めます。
モネは自然が醸し出す一瞬の美を絵に残そうとしたようです。
水のきらめき、木立の輝き、通り抜ける風。。。 子供のころ目にしたそんな光景が、モネの絵によって頭の中に蘇っていたことに気がつきます。

更に、絵画集を見ていると、こんな写真に出合います。 ”ゴーディベール夫人の肖像”です。 こちらをスクロールして探してみてください。
モネにしては珍しい写実的な絵。 その衣装の光沢に目を奪われます。 凄い!と思いました。 何という表現力! 彼の技量に感動します。
またこういう絵にも出合います。 ”ラ・ジャポネーズ” と言います。 こちらのページをスクロールして探してみてください。 若い女性が赤い着物を肩にかけて振り返っています。
これは妻カミーユと共に日本を訪れた時に描いたものです。 モネなど印象派の画家たちは、日本の浮世絵に大きな影響を受けていて、日本を訪れるのがちょっとした夢だったようです。
そしてその時モネが描いたのが ”ラ・ジャポネーズ” 。 浮世絵の見返り美人を模しています。
旅の記念に即興で描いたと言われていますが、チョチョッと描いてこのクオリティ。 凄いと思いませんか。
そしてとどめはこの一枚。 ”死の床のカミーユ”。 こちらをスクロールして探してみてください。
最愛の妻カミーユを亡くしてモネは悲しみに打ちひしがれます。 が、彼女の外観が少しずつ死の色に変化していくのを見ながら「絵に残したい」と言う衝動に駆られます。 悲しみよりも絵画的挑戦を優先してしまったと、後日友人に打ち明けているそうです。
画家のさがでしょうか。 ちょっと狂気じみています。
クロード・モネとはそんな卓越した技量と狂気の持ち主。
そう思い始めた私は彼の絵に対する見方も変わります。 構図とかタッチにも目を向けるようになり、モネに寄り添い、モネの心境にも思いをはせ始めます。 そしてどんどんハマっていきます。

すみません。 話を戻します。 そんなモネ好きの私が北川村の ”モネの庭” に感動したという話です。百聞は一見にしかず。 是非訪れてみてください。
そしてこの庭の一番の見どころはこちら、”睡蓮”のある ”水の庭” です。 園全体の1/3程の敷地を使ってモネの睡蓮を再現しています。
しかもここでは ”ジヴェルニーの庭” から株分けされた睡蓮が使われています。 フランスにある、モネ自身が設計・造園した本家本元の ”モネの庭”。 そこから株分けされたと言うことです。
世界で唯一の本家公認。 しかも造園は本家庭園責任者の助言をもとに行われています。
更にフランスではついに開花しなかった ”青い睡蓮” の花がここでは開花するそうです。 ちょうど今が見ごろとか。 必見です。

そんな北川村の “モネに庭”。 ユーラシア旅行社のツアーのコースになっています。
ちょうど秋のツアーの受付が始まったようです。 こちらです。 東京発で、モネの庭は10月4日(日)と11月25日(水)に訪れるプランになっています。
このツアーは3日目に祖谷も訪れます。 10月6日(火)と11月27日(金)です。 祖谷のツアーの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。 楽しいですよ。
以上、モネの庭とユーラシア旅行社のツアーのお話でした。
あまりモネをご存じない方でしたら参加される前に少し勉強されると感動も倍増します。 私の場合、例えばこちらやこちらみたいな書籍で勉強しました。

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